料理やお弁当などの撮影の様々な撮影方法の一つとして温かいもの、冷たいものの表現の仕方シズル感の出し方を学びました。シズル感とは、人間の五感を刺激することでおいしそうと思わせることが出来る事で、人間は五感のうち視覚から8割以上の情報を仕入れているので、料理などの撮影ではシズル感のある写真が大切だとわかりました。
温かさを表現するには、立ち上る湯気や鉄板料理や鍋料理などでは沸き立つあぶくを撮ることで表現できるとわかりました。冷たさを表現するには、温度差によって器にできた水滴などを撮ることで表現でき、被写体やグラスなどの食器を良く冷やしてから素早く撮影をするとわかりました。食器や背景なども重要で、湯気を撮影する際は黒い器や暗い背景を使用することで湯気の様子がよく分かったり、みずみずしさを表現するときはガラス製の食器がいいとわかりました。
実践として、冷たい表現をグラスに注いだお茶を使って撮影しました。実際に撮影した写真を見て、使用した氷が白く曇ったものだったのですごく家庭的な写真になってしまった、透明感のある氷を使用しなければいけないとわかりました。水滴を作るために時間がかかるので、実際の撮影では、事前準備をしっかりしていきたいと思いました。
