スタジオ撮影と野外撮影のメリットとデメリット
野外撮影のメリットとデメリット
メリット
・自然の風景を使ってその季節の様々な雰囲気の撮影ができる
同じ場所でも時期や天候によって全く違ったシチュエーションを作ることができる
デメリット
・基本的に撮影許可が必要になる
・天候に左右され直前まで撮影できるかわからない
・自然光を基本にしたライティングになるため天候の変化に合わせなければいけないのでスタジオ撮影よりも難しい
・機材の持ち運びが必要になる
スタジオ撮影のメリットとデメリット
メリット
・天候を気にしなくてもいい
・天候に左右されることがなく、ブラックボックス(被写体が真っ暗に写るようにカメラの露出とホワイトバランスを設定すること)による一定の明るさの環境に合わせてセッティングをするので自在なライティングができる
・野外撮影に比べて画質がいい
・機材がそろっている
デメリット
・空間が限られているので同じような写真になってしまうことがある
主に使用される撮影機材
ライティング機材
レフ板
・影の部分に光を反射させて被写体を照らして影を明るくすることができる
・被写体と同等の大きさのものが必要
・白レフは白の色自体を被写体に写り込ませるという効果がある
・銀レフは白レフよりも強めで固い光が反射する
・金レフは銀レフに近く、銀レフに比べ温かみのある明るさ
・黒レフは他とは違い影を作る効果があり、引き締め効果や
光が当たっている部分とのコントラストのメリハリを出す
アンブレラ
・広い範囲にやわらかくやさしい形状の光を作り出す
・傘と同じ形状なので持ち運びに適しており設置も簡単にできる
・白アンブレラは反射する光が柔らかく、光に広がりがあり使い方が簡単
・銀アンブレラは反射する光がかためでかっちりとした印象に映る
・透過アンブレラは光は割と柔らかくぼんやりと広がっていくイメージ
・サイズが大きくなればなるほど影付きが柔らかくなる
ソフトボックス
・アンブレラよりも優しく影がはっきりしたメリハリのある光
ほかの機材に比べて優しく自然な光を作ることができる
・組み立てが必要なため持ち運びには向かない
トランスミッター
・アクセサリーシューに接続することによって、対応したストロボを無線で操作することができるようになる
クリップオンストロボ
・他のライティング機材に比べて遥かに安価
・小さくて軽いので取り扱いがしやすい
・電池式のため発光回数に制限があり、チャージが遅い
・光量が少なく安定性に欠ける
ジェネレータータイプ
・電源につないで使用するので発行制限がなくリサイクルタイムが短い連続した撮影に適している
・一つのジェネレーターで複数の発光部分を付けることができ複数の発光量を調節できるので多灯撮影時に調光が楽にできる
・ 発光部分は別なので軽いが、電源部が重く持ち運びはできない
・ジェネレーターと発光部分がケーブルで接続されているため取り回しが悪い
モノブロック
・ジェネレータータイプに近い性能があり大光量安定したライティングが可能
・電源部と発光部が一緒になっていて少し重いが電源部がバッテリー式なので持ち運びにも適している
主にこれらの機材があることを学びました。
クリップオンストロボのスレーブ機能を使った多光ライティングを実践しながら学んだ
スタジオ撮影の基本であるライティング機材の主な種類とそれぞれの特徴を学びました。
機材によってメリット・デメリットがあり組み合わせによって光の表現が違うため目標とする写真を撮影するためにはその撮影に適した機材を準備し撮影をしなければいけないことがわかった。
実践撮影では、撮影した写真の光を理解し的確に機材のセッティングをしなければいけないと反省し被写体の光の当たり方、影の形、レベルを確実に確認するようにします。


